2010年 09月 07日
聖地 “ 荻窪 ” を食べ歩く part 1 |
かつて荻窪には「春木屋」、「丸福」という中華そば店が人気を二分しておりました。両店とも店頭にはいつも行列が並ぶ光景が見られました。東京ラーメンのメッカといえば “ 荻窪 ” が当たり前のように認知され、その中でもこの二大人気店は幾多の雑誌にも取り上げられ多くのラーメンファンの足を荻窪へ向けさせました。
その後、玉子そばで有名だった「丸福」は三鷹、武蔵野市緑町1丁目へ移転してしまいましたが、一方の雄「春木屋」は今でもしっかりと東京ラーメンを作り続けております。
PENTAX K-7,CHINON 50mm F1.7 MACRO multi coated
今から20数年前、先代店主と若き二代目がそろって店を守っていた当時、私は初めて「春木屋」を訪れました。店内はピーンと張り詰めた緊張感に満ち、出来上がってきたラーメン丼からは煮干の香りが立ち上がって来て思わずワクワクしたことを思い出します。スープは豚骨鶏ガラに煮干が効いておりかつて味わったことのない豊かな風味を湛えておりました。さらに自家製麺の美味しさは感動ものでした。一口噛めば程よい弾力の後からふくよかな小麦の香りが追いかけて来て夢中で食べたことを記憶しています。具のメンマの茹で方も丁度良かったですし、チャーシューは柔らかくて当時はありがちだった酸化したところなど全くありませんでした。三角にカットされた海苔はいつまでも解けることなく風味も良くて上等でした。
今でも変わらず感動を与えてくれる「中華そば」(800円)は東京ラーメン史に燦然と輝く絶品至極の醤油ラーメンです。 ^^v
PENTAX K-7,CHINON 50mm F1.7 MACRO multi coated
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その後、玉子そばで有名だった「丸福」は三鷹、武蔵野市緑町1丁目へ移転してしまいましたが、一方の雄「春木屋」は今でもしっかりと東京ラーメンを作り続けております。
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今から20数年前、先代店主と若き二代目がそろって店を守っていた当時、私は初めて「春木屋」を訪れました。店内はピーンと張り詰めた緊張感に満ち、出来上がってきたラーメン丼からは煮干の香りが立ち上がって来て思わずワクワクしたことを思い出します。スープは豚骨鶏ガラに煮干が効いておりかつて味わったことのない豊かな風味を湛えておりました。さらに自家製麺の美味しさは感動ものでした。一口噛めば程よい弾力の後からふくよかな小麦の香りが追いかけて来て夢中で食べたことを記憶しています。具のメンマの茹で方も丁度良かったですし、チャーシューは柔らかくて当時はありがちだった酸化したところなど全くありませんでした。三角にカットされた海苔はいつまでも解けることなく風味も良くて上等でした。
今でも変わらず感動を与えてくれる「中華そば」(800円)は東京ラーメン史に燦然と輝く絶品至極の醤油ラーメンです。 ^^v
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by friedrice3421
| 2010-09-07 11:59
| CHINON